8月11日(火)早朝の新潟駅。
新潟駅に来るのは2012年、「ムーンライトえちご」乗車以来。
ここからは「青春18きっぷ」で九州を目指すのですが、現在は直江津駅から先が第三セクターへ移管されています。
そこで今回は一度行ってみたかった路線をルートに選んでみました。
今回はその乗り鉄記です。
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上越線は「ムーンライトえちご」で、そして新潟〜直江津間の信越本線もすでに乗車済みなので、今回は新潟駅から越後線を利用することにしました。
その越後線、5時ちょうどの120M吉田行き普通列車に乗車するのですが、同じ2番のりばに2本の列車が停車しているとのこと。
「ん?」と思いつつ、2番のりばへ。
・・・おわかりになります?
こういうことです。
以前、松山駅でも同じ光景を見ましたね。
5時52分に吉田駅に到着。
弥彦線と交差する吉田駅からは5時56分発の柏崎行き122M普通列車に乗車。
この駅名看板だと、南吉田〜吉田〜北吉田が越後線、矢作〜吉田〜西燕が弥彦線です。
7時8分、柏崎駅に到着。
ここからは7時24分発の直江津行き332M普通列車に乗車。
8時6分に直江津駅に到着。
ここで一旦JR線とはお別れ。
「トキてつ・北しなのフリーきっぷ」なるものを購入し、信越本線から移管されたえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインに乗車します。
8時42分発の妙高高原行き2350M普通列車に乗車。
9時33分、妙高高原駅に到着。
ここまでがえちごトキめき鉄道、ここからはしなの鉄道の路線です。
この駅で約1時間半待ち。
北陸新幹線に輸送の主役を奪われたせいか、駅前は閑散としていました。
臨時用の改札口がその寂しさを増しています。
上から真っ白に塗られた時刻表が、かつては多くの列車が発着・停車していたのを伺わせます。
現在は1・3番のりばがえちごトキめき鉄道専用、2番のりばがしなの鉄道専用になっているようです。
その2番のりばから、11時3分発の北しなの線長野行き1731M普通列車に乗車します。
11時45分、長野駅に到着。
2015年に信越本線からの移管区間はここで終わりです。
ちなみにこの先の篠ノ井駅までは2012年に乗車済み、ここから未乗車区間です。
昼食をとって、「軽井沢・長野フリーきっぷ」を購入。
12時12分発の小諸行き普通列車に乗車します。
篠ノ井駅からは1997年に信越本線から移管されたしなの鉄道しなの線となります。
13時14分に小諸駅到着。
ここで乗り換え・・・ではなく、この列車がそのまま13時39分発の軽井沢行き768Mになりました。
14時3分、軽井沢駅に到着。
これでしなの鉄道経営の路線は全て乗車しました。
この先、横川駅までの碓氷峠を越える区間、いわゆる「横軽」は軽井沢〜篠ノ井間がしなの鉄道に移管された1997年10月1日に廃止されています。
一度は乗ってみたかったですけどね。
現在、この区間を観光鉄道として復活させようという動きもあるようです。
駅構内にはその横軽で活躍した車両が展示されています。
しかし軽井沢駅の新幹線ホームはかなり低いところにあるのがびっくりですね。
名残惜しいですが折り返します。
14時22分発の小諸行き769M普通列車で再び小諸駅へ。
そしてここからJR線に戻ります。
そう、JR小海線です。
14時52分発、小淵沢行き234D普通列車に乗り込みます。
以前は信越本線と線路が繋がっていたそうですが、しなの鉄道移管後に線路は分断されたそうです。
また乙女駅まではしなの鉄道線と並行しますが、しなの鉄道線側には駅はありません。
そして佐久平駅では北陸新幹線を跨いで走っています。
そしてやってきました、野辺山駅。
JR最高地点にある駅です。
停車時間が短く、ホームに降り立つことは出来ませんでしたが、標高1,345.67m地点の駅を拝むことは出来ました。(笑)
17時30分に小淵沢駅に到着、小海線も全線乗車しました。
そして17時35分発長野行き1547M普通列車に乗車。
そのまま長野駅に行けば一周したことになるのですが、今回は松本駅で下車。
このときの時間は19時4分、この日はこれで終了。
松本駅で終わったのは、ぜひ乗ってみたかった区間があるからなのですが・・・それはまた次回。