JR四国がキハ32形に所謂「魔改造」を施した「0系新幹線」のような車両「鉄道ホビートレイン」がついに完成し、報道陣に公開されたようです。
「新幹線の生みの親」として知られる十河信二元国鉄総裁が愛媛県出身の縁で製造されたと言うこの車両。
車両故障などで牽引が必要になった場合を考慮し、トレードマークの団子鼻は片面のみ。
3月15日のダイヤ改正以降宇和島〜窪川間、通称しまんとグリーンラインで運行されるとのことです。
すでに「しまんトロッコ」「海洋堂ホビートレイン」が運行されている予土線に、新しい顔が登場することになります。
その2つの列車とこの「鉄道ホビートレイン」を加えた3つの車両をJR四国は「予土線3兄弟」と名付け、関連グッズやフリーきっぷを発売するようです。
『JR四国、予土線の観光列車に愛称「予土線3兄弟」命名 - 3兄弟グッズも発売』
[ 2月28日 マイナビニュースの記事 - こちら ]
関連グッズはロゴマークの入ったスポーツタオル、列車本体がデザインされたマグネットなどで、3月15日からJR四国の各駅構内のキヨスクと、「四国キヨスク」ウェブサイトにて販売開始とのこと。
また「予土線3兄弟」の運行を記念したスタンプラリーも3月15日から9月30日まで開催され、期間中に「予土線3兄弟」各列車のスタンプをすべて集めると、「予土線3兄弟完全乗車証明書」が交付されるそうです。
さらに宇和島〜窪川間の普通列車普通車自由席が2日間乗降り自由になる「しまんとグリーンラインフリーきっぷ」も33月15日から9月30日まで販売されるとのこと。
利用期間は10月31日までで発売額は大人1,940円、子ども970円、但し4月1日以降は大人2,000円、小児1,000円で発売。
先着1,000名に、「予土線3兄弟」をデザインした特製台紙が付くそうです。
しまんとグリーンラインは宇和島~北宇和島間が予讃線、北宇和島~若井間は予土線、若井~窪川間は土佐くろしお鉄道中村線。
若井~窪川間は青春18きっぷなどJRの企画きっぷでは乗車出来ないだけに、このフリーきっぷは捗りそうですね。
予土線は2011年9月に一度乗車したことがありますが、この列車の登場で再び乗りに行ってみたくなりました。
ただでさえ、風光明媚な場所を走っていますからね。
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