ブロガー旅鉄記 〜乗り鉄と廃鉄と、時々、鉄以外〜

鉄道乗車・廃線跡探索からニュースなど、鉄道に関する雑記あれこれ。



2013年09月

お知らせ。

当ブログをご覧いただきありがとうございます。

テストの意味で、再びブログのURLを変更します。

旧URL: http://agigangen.publog.jp/
新URL: http://agigangen.dreamlog.jp/

これに伴いRSSも以下のURLに変わります。
新RSS: http://agigangen.dreamlog.jp/index.rdf

なお旧URLでアクセスしても、新URLのほうにリダイレクトされるようです。

また近いうちに、このブログをlivedoorの有料プランへ移行するかも知れません。
ただいま検討中です。

ご迷惑をおかけしますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。


また以前いただいていたコメントについて、今ごろですが返信致しました。

コメントいただいたみなさま、遅くなってしまいましたがよろしければご覧下さい。


今日からはじめるライブドアブログ (三才ムック VOL. 271)今日からはじめるライブドアブログ (三才ムック VOL. 271)

三才ブックス 2009-10-06
売り上げランキング : 314944

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



近鉄内部・八王子線、廃止から存続へ、その4。

http://news.mynavi.jp/news/2013/09/28/011/index.html

『協力金8億で合意 内部・八王子線』
 [ 9月27日 読売新聞の記事 - こちら

『近鉄:内部・八王子線存続問題 存続基本合意 近鉄拠出は8億円 四日市市が基金 /三重』
 [ 9月27日 毎日新聞の記事 - こちら

『特殊狭軌存続で新会社 近鉄内部・八王子線』
 [ 9月27日 共同通信の記事 - こちら

すでに以前のエントリーで紹介した朝日新聞の報道でも明らかになったように、公有民営方式による存続が決定した近鉄の内部・八王子線。
その合意内容が明らかになりました。

『内部・八王子線に関する当社の考え方(その5)「四日市市様との基本的な合意について」 』
 [ 9月27日 近畿日本鉄道のニュースリリース - こちら (PDFファイル)

とりあえずまとめると、

・車両と鉄道施設は近鉄から四日市市に無償譲渡する
・鉄道用地は近鉄が四日市市に無償貸与する
・運行を担当する近畿日本鉄道が新会社を設立、資本金3,000万~5,000万円
・経営合理化を促すため新会社に四日市市が資本金25%を出資
・近鉄は資本金残り75%を出資する他協力金として8億円を四日市市に拠出
・2014年度に国から計画認可を受けるとともに関連条例を制定
・2015年春を目標に新会社での運行に移行

ということのようです。
しかし各新聞とも共通して運営見通しの甘さを指摘しています。

四日市市の試算によると、新会社での運営により2015年度からの10年間で4億4,700万円の黒字となるとしています。
しかし四日市市は施設改修、車両新造や更新などを負担する他、移行後10年間で10億5,000万円もの金額が見込まれる運営赤字分の穴埋めもすることになっているため、四日市市の負担総額は19億6,800万円にも上ります。
その内8億円は近鉄の拠出金で賄うため11億6,800万円となりますが、この負担の一部を利用客にも求めることにしており、運賃値上げや定期券の割引率の引き下げを検討しているようです。
さらに2025年度以降も毎年7,800万円の負担が見込まれるとしています。

四日市市は将来にわたって財政負担をしなければならないわけで、経営合理化と利用客増がこれまで以上に重要となります。
また近鉄本線と乗り継いだ場合も初乗り運賃を徴収する「打ち切り運賃」も発生し、そこに運賃値上げや定期券の割引率の引き下げが伴うため利用者が20%減ることが予想されています。
これに対し四日市市は人件費の削減など経費の抑制で赤字幅の縮小を図るとしています。

しかし議会側からは市の作った収支シミュレーションの甘さを指摘する声も既に出ているようです。
素人目に見ても、人件費削減に頼る収支計画に不安を覚えるだけです。
もっと大きな活用策を考えないと、10年もたずに再び廃止が検討されるような事態になりかねません。

とにもかくにも、ナローゲージの小さなローカル鉄道は存続が決まりました。
ほっと一安心という感じはしますが、これからが正念場・・・いやまだまだ存続への道のりは続くといっていいのかも知れませんね。


近鉄 湯の山温泉サマーライナー&内部・八王子線 近鉄名古屋~湯の山温泉 全線往復/内部・八王子線全線 [DVD]近鉄 湯の山温泉サマーライナー&内部・八王子線 近鉄名古屋~湯の山温泉 全線往復/内部・八王子線全線 [DVD]

ビコム株式会社 2013-10-21
売り上げランキング : 23530

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


近鉄 湯の山温泉サマーライナー&内部・八王子線 近鉄名古屋~湯の山温泉 全線往復/内部・八王子線全線(Blu-ray Disc)近鉄 湯の山温泉サマーライナー&内部・八王子線 近鉄名古屋~湯の山温泉 全線往復/内部・八王子線全線(Blu-ray Disc)

ビコム株式会社 2013-10-21
売り上げランキング : 7298

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



森元首相が持論、「JR東海がJR北海道を買わせたらどうか?」

『森元首相「JR東海にJR北海道を買わせたら」 札幌で持論』
 [ 9月25日 北海道新聞の記事 - こちら

森喜朗元首相は24日、札幌市内で講演し、不祥事が相次ぐJR北海道について、赤字路線を多く抱える道内では、利益を上げるのが難しい構造になっているとの認識を示した上で、「お金がないから、(線路の)補修もできない。何ならJRで稼ぎ頭のJR東海にJR北海道を買わせたらいい」と述べ、JR北海道の立て直し策について持論を展開した。

森氏は1987年の国鉄分割・民営化について「もうからない代表が北海道と四国、貨物だった。赤字になる会社は分かっていた」と説明。

JR東海が2027年の開業を目指す東京(品川)―名古屋間などのリニア中央新幹線で、総工費9兆円を自社負担することに触れ、「そんなにお金があるなら、せめて1割でもいい、JR北海道を少し手伝ってやってくれないだろうか。公平ではない」と訴えた。

またトンデモ理論が飛び出しましたね。

稼ぎ頭だからと言って、JR東海がJR北海道を買うようなことはしないでしょう。
大きな投資をしたところで、不採算路線が大半を占めるだけにJR東海には何のメリットもありません。

極論言って、函館本線の小樽〜旭川間、室蘭本線の室蘭〜東室蘭〜沼ノ端間、千歳線全線と石勝線の南千歳〜新得間、根室本線の新得〜釧路間を残し、他の区間は全て廃止すればJR北海道は黒字化出来るでしょう。
しかし、地域輸送という面を考えれば廃止するのは簡単ではありません。

経済状況が冷え込んでいる北海道で、逆転ホームランを打てるような策はないものでしょうか。


北海道7日間2万5500円の旅 JR北海道全路線完乗記北海道7日間2万5500円の旅 JR北海道全路線完乗記
南 慶一

本の泉社 2013-03-13
売り上げランキング : 341833

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



JR三江線の全線運転再開は今だ未定・・・さらにこんな不便が。

2013年8月24日の豪雨被害により、現在も江津〜浜原間が運転見合わせ中のJR三江線。
JR全路線の輸送密度が岩泉線に次いで2番目に少ないこのローカル線、この運転見合わせが思わぬところに影響してきました。

『三江線、車内トイレ使えず』
 [ 9月21日 中国新聞の記事 - こちら

現在三江線を走っているキハ120はすべてJR西日本米子支社浜田鉄道部所属の車両。
その浜田鉄道部のある浜田駅に車両が回送出来ないために汚物処理が出来ず、トイレを使用禁止にせざるを得ないということのようです。
他の汚物処理施設のある下関総合車両所広島支所や木次鉄道部に回送したとしても「長距離の回送になり、車両繰りや人繰りがつかない」というのがJR西日本側の主張です。
JR西日本は駅のトイレの利用で対応していますが利用客からは不安の声が出ていると伝えています。

また運行区間の長谷駅はトイレ未設置、宇都井駅は階段116段を下りなければならないという不便さもあると記事は綴ってますが、これはちょっと言い過ぎかなという気もしますね。

以前四国の乗り鉄旅行のとき、2時間以上走るディーゼルカーにトイレがついていないのは確かに不安でした。
実際予土線乗車中にトイレに行きたくなったのは事実ですし。(苦笑)

他の支社と連携して芸備線や木次線の車両を利用したり、もしくはこの2路線の列車に連結して回送するというような手段が使えないものなのでしょうか?
そしてなにより、三江線全線復旧まであとどのくらいかかるのでしょうか?


【11月14日 追記】
『三江線の車内トイレ使用再開』
 [ 11月13日 中国新聞の記事 - こちら

やはり利用客からの苦情が多かったのでしょう。
現在運行している3車両のうち、1車両を三次駅で芸備線の列車に連結させ、汚物処理施設のある下関総合車両所広島支所まで往復させることでトイレの使用を再開したようです。

連結して回送・・・とか書きましたが、本当にそうなったみたいですね。(苦笑)
まあこれはほっとひと安心としても、芸備線の運転再開がいつなのか気になりますね。


歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 33号 木次線・境線・芸備線・呉線・可部線・福塩線・三江線歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 33号 木次線・境線・芸備線・呉線・可部線・福塩線・三江線
作成者

朝日新聞出版 2010
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



近鉄内部・八王子線、廃止から存続へ、その3。

「やっと結論が出たか」と言う感じです。



鉄道廃止・BRT化か鉄道存続か・・・今後の動向で揺れていた近鉄内部・八王子線は近鉄側と四日市市が鉄道存続で合意を得たようです。
交渉途中で民有民営方式を提案していた四日市市ですが、結局は近鉄側が妥協案として挙げた公有民営方式を受け入れ、これによってナローゲージの小さな鉄路は守られることになりました。

ただ、これに対して近鉄は特にニュースリリースを配信していません。

細かい点についてはまだまだ交渉が続くのでしょうが、とりあえずはほっとひと安心と言ったところでしょうか。
しかしながら、この鉄道存続か廃止かの議論・交渉はどこを見てもそうですが、どっちもどっちという対応に見えて仕方ありません。
以前のエントリーでも書いたことなのでここでは省略しますが、近鉄も廃止を脅迫するような提案の仕方だし、四日市市も鉄道存続を願うなら地元をやきもきさせるような対応を取るんじゃないと言いたくなります。
元々廃止という難題を突きつけられてからこの結論を出すまで時間がかかり過ぎです。
行政だから期日を守れなくてもいいと言うことはありません、期日が守れない法人なんて社会の中では信用さえされないのですから。

とにもかくにも、一筋の光が内部・八王子線に射してきました。
この存続決定をきっかけに、地元と調和しこれからも永年長く続く鉄道として愛されることを願ってやみません。


近鉄 湯の山温泉サマーライナー&内部・八王子線 近鉄名古屋~湯の山温泉 全線往復/内部・八王子線全線(Blu-ray Disc)近鉄 湯の山温泉サマーライナー&内部・八王子線 近鉄名古屋~湯の山温泉 全線往復/内部・八王子線全線(Blu-ray Disc)

ビコム株式会社 2013-10-21
売り上げランキング : 10084

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



JR北海道の運転士が点検ミス発覚を恐れ、ハンマーでATSを壊す事件が発生。

また耳を疑うような事件が発生しました。

『JR北:運転士がATS壊す 点検ミス発覚恐れハンマーで』
 [ 9月16日 毎日新聞の記事 - こちら

『運転士がATS(自動列車停止装置)のスイッチを損壊した件について』
 [ 9月17日 JR北海道のニュースリリース - こちら(PDFファイル)

JR北海道のニュースリリースによると、概略は以下の通りです。

9月7日16時49分頃、寝台特急「北斗星」(札幌17時12分発上野行き)となる車両が札幌運転所から出区する際に、非常ブレーキが動作し停止
   ↓
札幌運転所検修社員が点検を行ったが異常がなかったことからATSの誤動作と判断
   ↓
前後の機関車の交換を行い、札幌駅を75分遅れで発車
   ↓
函館駅到着後、東室蘭駅で交代した別の運転士が函館駅構内での入換中にATSのスイッチが壊れていることを確認
   ↓
事件発覚

JR北海道は札幌運転所での非常停止の原因を運転士が出区前の点検の際、重連機関車の後ろ側だったDD51-1143のATSを「切」とすべきところが「入」になっていたためとしています。
この運転士は「切」にした後で札幌運転所検修社員の点検を受け、スイッチを切り替えたことを報告しなかったそうです。
さらにこの点検後、運転士はATSの切り忘れだったことを車両故障に見せかけるために、前側機関車DD51-1100とDD51-1143を交換する際にDD51-1100のATSスイッチを足で蹴りさらに備え付け のハンマーで損壊、さらに交換して出区する際にDD51-1143のATSスイッチもハンマーで損壊させたということです。

自分のミスを隠そうとしてATSを壊す運転士がいるなど、正直言語道断です。
ATSを破壊すれば、当然列車の安全性は失われます。
この2台のDD51が牽引する札幌〜函館間でもし事故が起きていれば、取り返しのつかないことになっていたかも知れません。

またJR北海道の対応にも疑義が生じます。
「遅れの直接的な原因ではなく、列車の運行にも支障を及ぼさない事案」として事実を公表していなかったというのはどうでしょうか?
確かに遅れた原因は非常ブレーキが動作し緊急点検を行ったことです。
しかしこの運転士が自分のミスを正確に検修社員に伝えていれば、75分もの遅れにはならなかったのではないでしょうか? そしてATSが破壊されたままでの運行が危険性を帯びていることをまるで無視しているかのような考え方です。
ここで事故が起きていた場合、JR北海道はどうするつもりだったのでしょうか?

毎日新聞の記事にもありますが、2013年になってから宗谷本線士別駅でのATS誤作動、千歳線でATS焼損、さらに寝台特急でも2回のATS誤作動による緊急停車など、JR北海道管内では事故が相次いでいます。
今回のこの事件でJR北海道の信頼はさらに低くなり、さらに危機管理能力にも疑問を呈すことになりました。
今後JR北海道はどんな対応策をとっていくのか、利用客も厳しい目で監視して行く必要性があるのかも知れないと考えました。


【10月2日追記】
『ATS破壊の運転士、保守担当に異動…JR北』
 [ 10月2日 読売新聞の記事 - こちら

この事件を起こした運転士に対してJR北海道は出勤停止15日の懲戒処分とし、10月1日付で列車の検査や修理を担当する部署に異動させたようです。
いくら出勤停止は懲戒解雇、諭旨解雇に次いで重い処分だとは言っても、列車の安全確保のためのATSを破壊するような人物を車両の検査・修理担当部署に異動させるというのはどうでしょうか?
素人でも首をかしげる処置です。


TOMIX Nゲージ  DD51 JR北海道色 2215TOMIX Nゲージ DD51 JR北海道色 2215

トミーテック
売り上げランキング : 11647

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



深夜のJR加古川線で無人列車が約2kmを走行。



大きな被害をもたらした台風18号の影響なのか・・・深夜のJR加古川線で無人列車が約2kmを走行するという事件がありました。
9月15日深夜に西脇市駅に到着した車両に係員が車輪とレールの間に鉄製の車止めを装着して駅の3番線に停車させていたそうですが、翌16日午前3時53分頃ホームに停まっていたはずの電車がなくなっていることにモニターで監視していた運転指令員が気づいたとのこと。
その約50分後に西脇市駅から1.9km南の線路上に停車しているのを係員が見つけたということで、この途中にある5ヶ所の踏切のうち1ヶ所は遮断機が下りないまま通過していたことも判明したそうです。
幸いなことに、けが人はなかったということです。

JR西日本は台風による強風に加え、車止めの装着が不十分だった可能性があると話しているようですが、一歩間違えば大事故につながるだけに、今後の対策にアップデートが必要な事故と言えそうですね。


加古川線 非電化~電化前の気動車に乗る [DVD]加古川線 非電化~電化前の気動車に乗る [DVD]

ビコム株式会社 2004-11-21
売り上げランキング : 65214

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



JR海峡線の知内駅と海底2駅が来春廃止に。

『JR海底2駅:来年3月に廃止 知内駅も』
 [ 9月13日 毎日新聞の記事 - こちら

青森と函館を結ぶ津軽海峡線の根幹を成すJR海峡線。
中小国駅と木古内駅を結ぶこの路線にある、竜飛海底駅、吉岡海底駅、知内駅の3つが北海道新幹線建設工事のために2014年3月に廃止されることがJR北海道から発表されました。

『駅の営業終了について【PDF/30KB】』
 [ 9月13日 JR北海道のニュースリリース - こちら(PDFファイル)

Wikipediaの情報を交えて紹介すると今回廃止される駅は以下のとおりです。

■竜飛海底駅
現在行っている青函トンネル海底駅見学(竜飛海底駅・青函トンネル記念館見学コース)については2013年11月10日をもって終了。
ホームは撤去、避難設備は残る予定。
なお青函トンネル記念館に併設されているケーブルカー(青函トンネル竜飛斜坑線)は運行継続予定。

■吉岡海底駅
北海道新幹線工事に伴い工事基地とするため2006年8月28日以降長期休止中。
避難設備は残る予定。

■知内駅
1990年7月1日、新湯の里信号場から駅に昇格。
廃止後、再び信号場に戻る予定。

従って、JR海峡線で残る中間駅は津軽今別駅だけとなりますが、津軽今別駅は北海道新幹線開業時に奥津軽駅(仮称)が併設される予定です。

竜飛海底駅も吉岡海底駅も行ったことがないので一度は行ってみたかったですけどねぇ・・・うん、無理だな。


青函トンネル物語―津軽海峡の底を掘り抜いた男たち (交通新聞社新書 55)青函トンネル物語―津軽海峡の底を掘り抜いた男たち (交通新聞社新書 55)
青函トンネル物語編集委員会

交通新聞社 2013-06
売り上げランキング : 30892

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



JR岩泉線、改めて廃止が提案される。

2012年春にJR東日本が廃止を表明してその後、目立った動きがなかった岩泉線ですが、JR東日本が改めて岩手県・宮古市・下閉伊郡岩泉町に廃止・バス転換を提案したようです。

『岩泉線のバス代替輸送提案 JR東、廃線方針を強調 岩手』
 [ 9月6日 産経新聞の記事 - こちら
『国道・押角峠改良協力も JR東、岩泉線廃止案で貢献策』
 [ 9月10日 河北新報の記事 - こちら

JR東日本の提案は、

・廃線に伴う代替バスの運行確保はJR東日本が責任を持つ
・代替バスの運行区間は岩泉線の区間を基本とする
・運行本数、停留所、運賃などは鉄道水準を基本に協議を進める
・代替バス運行は地元事業社にまかせる

・・・など6項目、また廃線後の鉄道施設や用地は宮古市・岩泉町に無償譲渡するとしています。
これに対し岩手県の達増拓也知事は今までどおり鉄道復旧を求めていく姿勢を示していますし、岩泉町長は鉄道存続の意向が見られないことに遺憾の意を示しています。

この岩泉線廃止の議論はまだまだ続きそうな様相です。
ただ2009年度の時点で1日46人しかない輸送密度で鉄道復旧・存続が叶うとは思えません。
押角〜岩手大川間に存在した宇津野駅を復活させ、この駅までを復旧させるという案もあったようですが実現には至っていません。

開業時点で小本駅まで延伸していれば・・・そんな夢物語を想像してしまうのですが、願わくば鉄路として復活出来る方法が見つかればと思いました。


乗って残したい… 赤字ローカル線は今? (INFOREST MOOK)乗って残したい… 赤字ローカル線は今? (INFOREST MOOK)
小関秀彦

インフォレスト 2010-12-11
売り上げランキング : 476766

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



去年リニューアルした「秋の乗り放題パス」、今年も発売。

去年秋、それまでの「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」からリニューアルした「秋の乗り放題パス」。
そのきっぷが今年も発売されることが決定しました。
合わせて、JR西日本が独自で発売している「鉄道の日記念・JR西日本一日乗り放題きっぷ」も発売されることになっています。

『「秋の乗り放題パス」の発売について』
 [ 9月6日 JR西日本のプレスリリース - こちら

『10月14日は「鉄道の日」 「鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ」発売について』
 [ 9月6日 JR西日本のプレスリリース - こちら

ルールは去年と変わっていません。
なお「秋の乗り放題パス」については、現在BRTで運行されている気仙沼線柳津〜気仙沼間と大船渡線気仙沼〜盛間も乗車可能です。
今期の発売は9月20日〜10月20日、有効期間は10月5日~20日です。


・・・今期も諸事情で長期乗り鉄は見送りになりそう・・・次はいつ乗り鉄出来るかなあ?


銀魂 JR東海・西日本限定 のぞみ ご当地 チャームストラップ銀魂 JR東海・西日本限定 のぞみ ご当地 チャームストラップ

HNA
売り上げランキング : 303461

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



プロフィール

がんげん (A.G.I.)

記事検索
RSS
アーカイブ
QRコード
QRコード
Notice
※当サイトの一部記事はアフィリエイト広告を利用しています。
PR
楽天トラベル株式会社

リンクシェア アフィリエイト紹介プログラム


クリックお願いします!
鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ

にほんブログ村 鉄道ブログ 日本全国の鉄道へ

にほんブログ村 鉄道ブログ 廃線・未成線へ

HP/Twitter/other SNS
・ホームページ


・Twitter


・Tumblr


・YouTube


・flickr


アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ