最終的には106名もの犠牲者、460名もの負傷者を出し、運転手も死亡したJR福知山線の快速列車脱線事故。
救助捜索活動も終了し、車両も撤去されたようだが、未だ運転再開の目処は立っていません。
このニュースの続報を目にするたび耳にするたび、深い悲しみと憤りを感じます。

しかし事故後明らかになっていくJR西日本の管理面のずさんさはなんなのでしょうか。
本当に鉄道事業に従事する人間の姿でしょうか?
そして事故を起こした車両に乗り合わせた職員2人が救助活動に加わらずにそのまま出社したことに加え、天王寺車掌区長ら34人が事故後に親睦ボーリング大会に行っていたという新事実。
記者団らも呆れ果て、会見場では怒号も飛び交ったそうです。
遺族の方々は、これらのニュースをどのように受け止めていらっしゃるんでしょうか?

そんなに利益を追い求めるのが大事でしょうか?
時間と正確さを売り物にして、利益を与えてくれる乗客の安全面はどうでもいいのでしょうか?
信楽高原鉄道の事故で「2度とこのような事故が起こらないように」と鉄道事故の再発防止を誓ったはずではなかったのでしょうか?
あの事故で亡くなった42人の方々はもうどうでもいいのでしょうか?

だいたいが今までコメントしている人間たちはすぐに現場急行したのでしょうか?
管理職のあなたがたは部下に徹底していることをご自身で実行したのでしょうか?
あなたがたが今日のずさんな姿を作ったのではないのでしょうか?
下の者ばかり処罰すれば済む問題か?あなたがたは自分たちの管理責任をどう思っているのでしょうか?

・・・問い詰めたくなります。

JR小倉駅の新幹線改札口にはこんな看板が出ていました。

jrnishinihon01

jrnishinihon02

とりあえず、と言った感じのあいさつ文です。

今のJR西日本は真の鉄道事業者の姿ではないと言っても過言ではないでしょう。
もっと情報の開示と誠心誠意な対応を見せて欲しい。

今後もJR西日本の動きを追っていこうと思います。